どうしたらいいんだろう・・・・・・・・
どうかしました?太郎さん
あ、のんたろ先生!
実は・・・プログラミングスクールに通うおうと思っているんですが
たくさんありすぎて、どこを選んでいいのか悩んでるんです
!!!
・・・私もスクールやってますけど
先生のところが一番いいのはわかってるんです。
でもね、3か月とか短期で習得したくって。
先生のところは時間がかかりますよね?
そうですねぇ(;^_^A
しっかり学んでいただきたいのでじっくり時間をかけていますねー。
それに、曜日や時間も限られてしまいますしね・・・
わかりました!
では、プログラミングスクールの講師&現役エンジニアとして
こういうスクールはやめておけっていう見抜き方を教えます!
それでは、実際にどういうところをプロのエンジニアが確認するのか。を解説していきましょう。
1つお断りしておきますが・・・ここでいう技術とは、プログラミングのことであり、Web制作などのマークアップに関しては言及していません。
Web制作とWebアプリケーションは全く別物です。
Web制作については、筆者は職業として携わったことがないため、言及できませんのでご了承ください。
スクールを選ぶ基準
こいうところはやめておけ!のプログラミングスクールの見抜くポイントは5つです。
- 学習する言語
- カリキュラムの内容
- 履修想定時間と料金
- 講師とサポート体制
- 終了するとできるようになること
まずはこの5つのポイントについて解説していきますね
学習する言語
これは皆さんが学びたい言語がそのスクールで教えてくれるのか?というところです。
例えば、当校でいうと、PHPのコースはありませんので、PHPを学びたい方が入校しても全く意味がありません。
まずはご自身でどの言語を学びたいのか?をしっかりと考えましょう。
学びたいプログラミング言語と言われてもなぁ。。。
そんな時は、やってみたい仕事から選ぶ方法もありますよ!
こちらの記事を参考にしてみてください。
カリキュラムの内容
さて、学習したいプログラミング言語が決まったら、さっそくプログラミングスクールの案内を見ていきましょう。
そこに、カリキュラムの内容は書かれているでしょうか?
カリキュラムの内容????
カリキュラムの内容というのは、当校でいえば次のように表記しています。
- プログラミングの制御と構文、論理的思考を身につける ー 条件分岐やFor文などをブロックプログラミングで学ぶ
- ローカルアプリケーションを作ろう ー C#を使ったWindowsFormアプリの製作
- HTML/CSS ー Webサイトの基本を学ぶ
- Webの基礎 ー WebサーバとHTTPの基礎を学ぶ
- データベースの基礎 ー データベースの基礎とクエリ文を学ぶ
- Webアプリケーションを作ろう ー ASP.NETを使ってWebアプリケーションを製作
- モバイルアプリケーションを作ろう ー Flutterを使ってモバイルアプリケーションを製作
プログラミングスクールは教えるカリキュラムを販売していると言っても過言ではありません。
明記されていないスクールは
控えめに言って怪しい
学ぶ内容がひとつひとつしっかりと書いていないスクールは無料体験や無料相談を受けるだけ無駄ですので、辞めておきましょう。
これ、プログラミングスクール選びの中で一番大事ですからね!!
履修想定時間と料金
やっぱり、料金は気になりますよね・・・・
多くの方がスクールに通うのを躊躇するのは、料金でしょう。
現代では、オンラインで少ない金額でもプログラミングは学べます。それと比べると高額なスクールを敢えて選択する一番の理由は「サポートの手厚さ」ではないでしょうか。
もちろんサポートは大切です。ですが、本当にそれだけでしょうか。
現役エンジニアとして私が伝えたいのは、料金がカリキュラムの内容に対して妥当なのか?をしっかり見極めてほしいんです。
例えば、HTML/CSSとJavaScriptのみを履修できるコースだったら料金はどのくらいが妥当だと考えますか?
私だったら約30時間あれば基礎は学べると考えています。そうすると手厚いサポートを入れても10万円は高いです。
当校で考えると、1コマ2,250円×30時間=67,500円 + テキスト代=5,000円
おおよそ72,500円ですが、これは月謝制+対面式のためにひとコマが割高になっています。
例えば30日コースであればもう少しボリュームディスカウントはできるでしょう。
※現在、当校ではそのようなサービスはございません。
高くてもこのくらいの値段ならば妥当、それ以上であれば、はっきり言って怪しいです。
値段はカリキュラムの内容に大きく関わってきますが、大体、履修時間×1コマ分=料金 + テキスト代と考えてください。
あなたが選ぼうとしているそのスクールの料金は妥当でしょうか?
講師とサポート体制
プログラミングスクールって、講師がアルバイトで実際にはプログラミング初心者だったなんてパターン、どのくらい存在すると思いますか??
実はこれ、ほとんどのスクールに当てはまることだと思います。
驚きですよね。
中には全然プログラムが組めない講師もいるくらいです。
どのスクールも大体テキストに書いてあることを写して動かして終わり。なのですがその時に出たエラーを回避しないことが殆どです。
このエラーはなぜ出ているのか。この警告は何の意味なのか?どうしたら修正できるのか?しっかりと回答をくれる講師がいるスクールはそれだけで信用するに値します。
まずは現役のエンジニアがいるスクールを選ぶことが前提です
また、サポート体制はどうでしょうか?
- 先が見えない
- カリキュラムの提示がされていない
- チャットサポートの時間が短い
- 短期集中なのにメンタリング時間が少ない
このようなスクールは選択しない方が良いです。
特にオンラインで自立学習をする場合、サポートの手厚さが挫折しない鍵になってきます。
こんなエラーが出た!どうしよう!と思ったときに少なくとも1日以内回答をくれるスクールでないと意味がありません。
その1日にあなたはお金を払っているんです。
エラーが出て進めなくなったらその1日分のお金は捨てているのも同じです。そんなスクールに通い続けたいですか?
講師の質とサポート体制はしっかりと確認しましょう!
修了するとできること
あなたが選ぼうとしているプログラミングスクールのコースを修了すると、何ができるようになりますか?
この3つのうち選んではいけないスクールがあります。
- 就職保証がついていて、IT業界への転職ができる!
- 副業として仕事を受注できるようになる!
- アプリケーションを作れるようになる!
答えは・・・2番の「副業として仕事を受注できるようになる!」です
本来プログラミングスキルは何年もかけて築くものです。
そして、仕事として進めていくためにはプロジェクトの管理が必要になってきます。
厳しいことを言いますが、安易に「副業として仕事を受注する」と言って、ダメスクールでテンプレを渡される⇒仕事を受注したもののクライアントと揉める⇒借金だけが残り精神崩壊・・・というケースも耳にすることが増えています。
副業でも構いませんが、まずはしっかりとした技術を身につけてからのデビューをおすすめします。
1は転職を見据えて、さらに転職保証がついているのであれば信頼しても良いスクールだと思います。
3はモバイルアプリケーションであれば、個人でもリリースすることができますので、技術を磨きながら、モバイルアプリを開発していくことも1つの手でしょう。
こうして、誰にも迷惑をかけない、またはプレッシャーのかからない状態で進めてみてはいかがでしょうか?
結局どのスクールがいい?
太郎さん、どうでしたか?
少しはダメなプログラミングスクールの見抜き方を理解できましたか?
のんたろ先生の仰ることは理解しました。
でも・・・
まだ、なにかお困りですか??
今度はどこもダメに見えてきてしまって( ;∀;)
あの・・・のんたろ先生のおすすめを1つ教えてもらえませんか?
そりゃぁ、もちろんうちのスクールですよ(笑)
とはいえ、オンライン学習方式ではないので、太郎さんには合わないんですよね(;^_^A
では、私が見た中で一番のおすすめスクールをお教えしましょう!
それは、こちら!!
(DMM WEBCAMP 学習コース(はじめてのプログラミングコース))
以前、このスクールについては徹底的に分析したので、こちらの記事も参考にしてみてください
また、このWEBCAMPでは、就職支援コースもあります。
実は、この就職支援コース、カリキュラムの記載がないんです。
え?カリキュラムの記載がないスクールはダメって・・・
だがしかし!!
おそらく各言語のコースに記載されているために省略しているのでは?と解釈しています。
※そのうち無料相談に潜入調査してみたいと思っています。
こちらは就職できなかったら返金対応や、国の給付金を受けられるコースになっているので、気になっている方は無料なので相談してみるとよいでしょう。
最後に
厳しいこともたくさん言いましたが・・・
日本のIT技術者が不足していると叫ばれて長く経ってしまいました。
IT技術はどんどん進んでいくのに、技術者はどんどん足りなくなっています。
なぜでしょうか?
プログラミング学習は学習者の9割が挫折すると言われています。
でも、せっかくプログラミングに興味を持ってくれてこの業界に興味を持っていただいた皆さんが、挫折することなく、また楽しくしっかりとした学びを受けられることを心の底から願っています。
そのために、しっかりとした技術を身につけられるスクールを選択してくださいね!
Twitterもやっていますので疑問に思うことがあればご質問ください。お答えできる範囲で回答させていただきます。
そして、今日この記事を読んでくださった皆さんがIT技術者として爆誕して、一緒に働ける日を心待ちにしております。
他にもたくさん記事をご用意していますので、参考にしてみてください。