プログラミングを学ぶのに、スクールがいいのはわかっているけど、どのスクールを選ぶべきなの?とお悩みの方は多いと思います。
筆者はTwitterで良く現役エンジニアに叩かれまくるスクールを目にしてきました。確かに叩かれているスクールの内容を見ると カリキュラムの内容が薄い、学習できる範囲が狭い、転職には程遠い技術なのに割高な料金。
今日はプログラミングスクールのDMMWebCampを筆者が現役エンジニアとして徹底的に分析してみたいと思います。
DMMWebCampが気になっているけど、本当に技術は身につくのかな?カリキュラムの内容や学習時間、料金は妥当なの?などの項目をひとつひとつ解説していきますので参考にしてください。
DMM WebCampとは?
「最短でスタートラインに立つために、現役エンジニア講師が教えるプログラミングスクールを。」
というキャッチフレーズのDMM WebCampですが、本当にそのキャッチフレーズは正しいのでしょうか?
今日は数あるコースの中でも筆者が数多く携わってきたJavaの技術が習得できるJavaコースについて解説していきます。
Javaコースを申し込むと習得できる技術
Javaを基礎から学べるコースです。(中略)システム開発やWeb開発に使われるJavaの技術習得を目指します。
とあります。
全くプログラミングがわからない方でもJavaの技術を習得できるようです。
今回、筆者が分析する内容は大きく分けて3点です。
- カリキュラムの内容
- サポート体制
- 学習時間と料金
それでは、次からひとつひとつ確認していきましょう。
カリキュラムの内容をプロの視点から解説
Javaの技術とひとことで言っても、実は多岐に渡る技術を必要とします。
25年以上Javaのシステム開発に携わってきた筆者がDMMWebCamp Javaコースのカリキュラムが妥当なのか?を検証したいと思います。
Javaの技術
まずはプログラミング言語としてのJavaの技術を習得するカリキュラムですね。
カリキュラムの内容までは確認することはできませんでしたが、説明文を見ると
JavaはITエンジニアの需要が高く、多くの開発現場で用いられるプログラミング言語です。オブジェクト指向を始めとした様々なJavaの技術要素を基礎から応用まで学習します。
とありますね。
制御や構文だけではなく、オブジェクト指向の概念も教えてくれるとは、なかなかだと思います。
まぁ、プログラミング言語として教えるならこのくらいの内容で充分ではないでしょうか。
HTML/CSSの技術
次にHTML/CSSの技術を見てみましょう。
JavaはWebアプリケーションを得意とすることから、HTML/CSSの技術は必須です。
この辺は特に何も言うことはありません。
Spring Boot
SpringBootとはなんぞや?と思う方も多いでしょう。
DMMWebCampのサイトにはこのように説明が載っていました。
Javaで使用できるWebアプリケーション開発のフレームワークを学習します。
フレームワークとは、語弊を恐れずに言うと「便利ツール」です。
現在のプログラミングの世界で、どの言語を選択してもフレームワークやライブラリなしでの実装はあり得ません。
Javaのフレームワークはいくつかありますが、SpringFrameworkは2002年にリリースされてから勢力を伸ばしてきたフレームワークです。
当時、SeaserやStrutsなど乱立したJavaフレームワークでしたが、残ったのはSpringでしたね。
Springは私自身使いやすいフレームワークだと思いますし、現在の状況を考えると、DMM WebCampでのフレームワークの選定は正しい選択です。
ちなみに、SpringBootとは、SpringFrameworkを使いやすくしたFrameworkという位置づけです。
また、Javaの言語しか教えないスクールも多い、またはSpringが搭載された状態でごちゃ混ぜに教えるカリキュラムが多いなか、きちんと分けているのはかなり評価が高いです。
Servlet/JSP
ServletとJSPの動作のさせ方の違いについて学ぶ。とDMMCampでは説明しています。
JavaでWebアプリケーションを動作させるために必要な技術を学習します。
どんな職業を選択するにせよ、Javaの技術者として働くのであれば、どちらの書き方も覚える必要があります。
Javaの仕事と言っても、出力は多様ですからね。
Git/GitHub
このカリキュラムは嬉しいですね。
プログラミングしたコードのバージョンを管理するサービス、Git/GitHubを学習します。
ソース管理には多種多様なツールがありますが、最近ではGitやGitHubを利用する企業も多く存在しています。
ソース管理の基本を教えてもらえるのはかなりポイントが高いと思います。
Udemyなどのオンライン講座を覗いてみてもこれだけでかなりの講座数がありますからね。これを授業の中で教えてもらえるのは高ポイントです!
JDBC
Javaでデータベースを扱うためのAPIですね。Javaに標準で付帯しています。
Javaでデータベースにアクセスするためのインタフェースを学習します。
現在では、データベースを扱うためのライブラリやORマッパー標準のフレームワークなどが少なくない中、JDBCをしっかり教えてもらえるのは良いと思います。
もちろん他の機能を活用することは良いのですが、JDBCを扱えないとその他の機能を使ったときに「どういう動きをしているのか?」が想像できないため、正しくプログラミングできません。
また、データベースを扱うクエリなども学ぶ必要があるため、このカリキュラムは必須ですね。
サポート体制
これまでカリキュラムの内容をひとつひとつ解説してきましたが、サポート体制についても見ていきましょう。
- マンツーマンのメンタリング
- 毎日できるチャットサポート
- 学習の進捗を見える化
この3点があがっていました。
メンターがマンツーマンでメンタリングを行ってくれるのは良いですね。困っていることなどもしっかりフォローしてくれると思います。
また、学習の進捗が見えることは単純に「やる気のモチベーション維持」に繋がりますのでこれも評価が高いでしょう。
何よりも「毎日できるチャットサポート」これは大きな評価ポイントですね。
ん?わからない!となった時に相談できる相手がいることは挫折しない学び方の大切なポイントです。
挫折しない学び方についてはこちらでも解説しています。
学習時間と料金プラン
実際に修了までにはどのくらいの時間がかかるのか、またその料金は?というところで分析していきたいと思います。
最短で4週間約1か月のプランですね。
1週間の学習時間目安で40時間×4週なので学習時間はトータル160時間となります。
プロの筆者から見ると、若干少ないかなぁ。という部分も拭えませんが、最低限のことは学べそうです。
また、メンタリングや質問などを通じてしっかりと学習してくださいね。というDMMWebCampの意思を感じます。
料金は4週間プランが最安で期間が延びていく毎に上がっていきますね。これは、メンタリングや質問対応などの人件費の観点から当然でしょう。
料金ですが、1時間当たりにしてみたところ 762円/時間 となりました。(118,860円(キャンペーン適用)/160時間)
単純に割っただけですが、これは、かなりお安い気がします。
ただ、1か月で習得しようとすると、1日8時間×5日間勉強しないと40時間には達成しないんですね(;^_^A
もし現在職業についていなくて学習の時間を確保できるのであれば、4週間プラン、就業しながら時間の確保をしっかりとれるのであれば8~12週間、ゆっくり学びたいという方には16週間プランが良いのではないでしょうか。
どのコースも学べる内容は同じですので、ご自身のプランで選べるのはメリットですね。
ずばり、筆者はDMMWebCampを選ぶのか?
今回はDmmWebCampのJavaコースについて説明してきました。
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はじめてのプログラミングコース
カリキュラムの項目はとても良い構成になっていると思います。想定学習時間は若干少ないとはいえ、サポート体制や料金も特に不安を覚えるところはありませんでした。
結果として、筆者が初心者にDMM WebCampを勧めるか?と聞かれれば
おすすめします
Javaコースを修了すれば、しっかりとした基礎は身につくでしょう。技術は基礎が大切ですからね。応用の知識は今後、たくさんの開発に携わっていくうえでさらに技術に磨きをかけていけば良いと思います。
また、転職を希望している方は転職できなければ全額返金保証や国の給付金対象などがついているこちらのDMMWebCampのコースもおすすめいたします。
迷っているなら、一度無料相談を受けてみてはいかがでしょうか?
その他給付金がでるオンラインスクールを調べた記事も書いてます。
また、独学で学ぶ方法や、おすすめのUdemy講座の記事も参考にしてみてください。